『人生の楽しみ方』3年前90歳の彼女は言った「俳句は短いでいかんわ」って
こんにちは!言葉に出来ない心の世界を言葉にして自己価値を上げる俳句セラピストで心理スタイリストのサチです^^
昨日は毎月定期的にお伺いしている高齢者介護施設様での「女子会みたいな俳句教室」の日でした。今年の「戌年」にちなんで「犬の季語」をご紹介しようと思いましたが、余りに少ないので結局「猫」に^^;
毎回このお教室では宿題を出すのですが、皆さん積極的に俳句を作って来て下さいます。
参加者の最高齢は今年94歳になられる利用者様。私がこちらの施設に伺うようになって丸三年になりますが、第一回目からご参加いただいていて「90の手習い」として参加してくださいました。
シニア層の皆さんが子どもの頃は、俳句ではなく『短歌』を学校で習われていたようで「31文字の短歌は良いけど17音の俳句は難しい…」と、ずっとおっしゃっていました。
それが・・・昨日のお教室で
「もう短歌が長すぎて作れんようになった。俳句は良いわ~17音で短いから」と言われてビックリ(笑)
嬉しかったですね~^^
正確に言えば「嬉しい」と言うよりは「すごいな!」って感じですね。
そして人は何歳からでも変われるし、人生を楽しめるのだ!と思いました。
でもそこには1つ大事なポイントが…それが『好奇心』
「俳句って難しい…」そう言ってやめて行かれる人もいらっしゃいます。
初めから手を出さない方もいらっしゃる…それはそれで全然オッケーなのです^^
大事なのは「難しいからやってみる!」「わからないからやってみる!」
この好奇心だな~と思うし尊敬します!そして好奇心のある人は若い!!!
シニア層の方には「俳句は認知症の進行予防になる。脳活だ!」と思ってオススメしているのですが、俳句は「好奇心」を誘います。今まで見ていたものを、違う見方や捉え方をしてみよう…と言う気になります。だから次々に好奇心が生まれ、新しい発見に脳がトキメキます^^
だから皆さんお若いです。
出逢った3年前と比べても「言語能力に衰え無し」です。とても嬉しいことですね♪
そんな皆さんが作った俳句を一部ですがご紹介
・笑い声残る足音雪の路
・初雪を窓で切り取りうっとりと
・湯たんぽの足より思う吾子の頃
素敵でしょ♪
明日もまた別の施設様での俳句教室。どんな一句に出会えるか楽しみです^^
脳をイキイキ!心ワクワク!俳句レクリエーションも承っております。
詳細はホームページをご覧ください