俳句レクレーションをする時に一番気を付けるのは俳句や季語の持つ『色』なのです。

こんにちは!心と言葉を繋ぐ技術で20代女性の「自己価値」を上げるお手伝い!俳句セラピストで心理スタイリストさちです

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私は名古屋の介護施設様〈2件〉にお邪魔して「俳句教室」にて(写真は昨年の夏に撮影したものです)80代~90代のお姉さま方に俳句によるレクリエーションを楽しんで頂いています。

 

介護施設にお伺いと言っても

俳句は「文字情報」や「言葉のやり取り」になってしまうので、参加してくださる利用者さんは、ご自身でお話しできたりペンを持って字が書けたりするお元気な方がほとんどです。

 

俳句を通して利用者様と接するときに大切にしているのが「画像の色」です。

 

俳句教室?画像?ピンと来られない方もいらっしゃると思いますが、私の俳句教室では季語を表したり傍題(季語の別称や形を変えたもの代わりになるもののこと)や、季語から見て取れる暮らしの「画像(写真・塗り絵)」を題材に、お話の輪を広げていきます。(施設の方にはあまりにもお喋りが楽しそうなので「女子会みたい」と言われたりします笑)

 

で…その画像ですが選び方に1つ注意をしています。それが「色」です。

 

いくら元気なお姉さま方も80歳~90歳になると、青や紺などの「寒色系」の色彩の認識力が低下するので、できるだけ赤やオレンジなどの「暖色系」の画像になる季語を用意します。

 

とは言っても人の感情には、暖色系がもたらす明るい活動的な感情もあれば、寒色系が運んでくる静かで穏やかな感情もあるので、そこは出来るだけ「季語の表現」やクイズに使う「俳句のカラー」でバランスを取るようにしています。

 

「俳句が上手になること」が目的なのではなく、バランスよく感情を引き出すことで生まれる「会話」が大事だな~と思うのです。そう言う意味では私の教室で使う俳句の色や季語の色はとっても大事な相棒です♪

 

今年はシニア層向けの俳句サービスに『訪問俳句』と言うメニューに力を入れたいと思っています。『訪問俳句』は俳句を楽しみたいけどなかなか外に出れないシニアの方の俳句のお相手を訪問して行うもの。私はおばあちゃん子で、よくおばあちゃんのお家に行ってはお話していました。それを「俳句」と言うツールを使って行うもの。お声掛け頂けると嬉しいな^^詳しくはホームページをご覧くださいね^^

要介護者とそのご家族のための『訪問俳句』 - 愛知/広島を中心に、俳句を心理学と捉えメソッド化した「俳句心理学」をお伝えする色彩俳句セラピストとして「癒し」「コミュニケーション」「言語化トレーニング」や「団体運営支援のコンサルティングを行い、社会をアゲる女性(ソーシャルアゲージョ)の輩出に努める

 

またどんな俳句に出会えるか?楽しみです♪