久しぶりに葛藤しました。
鉛筆1本で体質改善!ことばのチカラを生きるチカラに変える 文芸療法家/俳句セラピストの藤川佐智子です。
写真は昨日30年近く振りに訪れた、福井県の東尋坊を、遊覧船から見た景色。
さて、終戦記念日の今日は名古屋の介護施設様での「女子会みたいな俳句教室」
いつもはワクワクして作るレジメも、今日は苦しかった…
私の全ての活動は『言えるは癒える!』を真ん中に『自分らしく生きるとは自分の言葉で生きること』を理念においているのだけれど…
こと『戦争の記憶』についてだけは迷うのだ…
私と出逢い『ジブン色で俳句創って良いですよ~』って感じの『俳句セラピー』と出逢った90代の方は
20歳の時、結婚したばかりの旦那様を戦争で失った70数年を「俳句を通して自分史創ろう♪ラブレター書こう♪」とオトメゴコロ満載の俳句作りをされる。
そんな方もいれば…
とてもポジティブで優しいけれど、こと戦争体験に関しては最初「語りたくない!」と悲しい顔をされていた。
ただ、それでも3年と言う時間お付き合いしていると、当時のお話や、悲しいこと以外の楽しかった思い出も語り始めて下さった。
そんな時間を重ねての今日…
なんと言っても『どストレートに終戦の日』やはり少し身構える私がいる。
俳句の学びの部分はいつも通り出来上がったけど題材の俳句選びに一苦労して二転三転する。
傷付けたりしないかな?
嫌な思いをぶり返さないかな?
題材を探してきては差し替える。そんな葛藤があったことも合わせて、きっと私は伝えるんだろうな…
そんな自己開示から深まる関係づくりをずっとして来たから…
「どれだけの傷を残せば気が済むのだ!」
と、時々、湧いてくる戦争への怒りは、利用者さんへの愛へと変えて…
今日も細胞レベルでアゲージョな1日を!