娘が泣いて帰って来た(汗)『言える』は『癒える』なんだけど…【対話のセラピー】

俳人とセラピストの二足の草鞋履いてます!俳句セラピストで心にいいこと専門家サチです^^

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昨夜、娘が泣いて帰って来たの…

少し娘の状況を書いておくと、小・中学校での精神的なイジメがある中でも、頑張って学校には通ってた。なんとか高校に入学したけど、一年の夏、ちょっとした出来事がきっかけで、完全にガマンの堰(せき)が決壊したんだと思う。命の危険もあって、そのまま学校を辞めた。ただ、何だか私との関係は良いので、心に波はあるけど3年間バイトも続けていて、昨年末からはパートを掛け持ちして、高卒認定に挑戦中。大学進学を目指して頑張ってる。

 

そんな頑張っている娘が、最近、ちょっと心を痛めてる案件があって、それがパート先での「店内放送」

 

「店内放送くらいで???」と思わないで欲しい…小中学校と「声が小さいこと」をイジられ、本読みの時にクラクラしながらその時間と戦ってきた娘。だから「店内放送」は、そんな時代を思い出してしまうパニックの時間となるのだそうだ。

 

それでもお仕事だからと、緊張しながらも頑張ろうとしてた…でも「怖くて」上手く出来ない。心臓は止まりそうになるし、涙が出そうになる…「とにかく怖いのだ」

で…とうとう昨日、先輩(私と年の近いママ)に相談。店長とも相談し、「この時だけは、やって!」と言うところで落ち着いたようだ。。。(娘のパート先の方はホント良い人が多い♪娘は優しい大人に恵まれてる子だな~と思う♡)

 

で・・・泣いて帰って来た・・・

 

怖かった!(店内放送じゃなく「難しい」と打ち明け相談することが…だ)

どう思われるかわかんないし…コレってきっとワガママだし…みんな頑張ってるのに、私は出来ないし…でも震えるし…どうして良いかわかんなかったから言った…言えた!言えた!わかってもらえた^^v

 

え~~~~ん(二人して泣く)

 

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『言える』と『癒える』

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これは私もセラピストとして何度も体験してきた。多くのセラピスト仲間も「体験」している。

 

学校時代は言えなかった娘…でも今回『言えたこと』は間違いなく「癒える」に繋がる

だから私も泣いた…この心が癒える原理原則が分かっていたから…

 

だから今日この記事を書こうと思ったの…こっからが本題(もう少し付き合ってね)

 

「言える」は「癒える」には「癒える度の段階」があってね。

その癒える度は「言った相手」によって「癒え方の度合いが違うの」

 

どう言うことか…

一番言いかった(反対に言えなかった)相手に言えた時が、人の「癒える度」は一番高いのだ。

 

例えば私の弟は、もう20年以上も前のことだけど、仕事に行けなくなった…きっと今思うと「ウツ」だったのだと思う。その時、彼は薬を一切使わず、半年で社会復帰している。この経験は、私の中でとても大きな気付きがあって。その時、なぜ彼が復帰できたか?一番の大きな要因は「男とはかくある如し!」と育てた厳しい父に、甘えたのだ。「一緒にお風呂に入ること」や「一緒に眠ること」を口にして言葉にして言った。それを父は受け止めて叶えた(コレが一番の大きな要因だと私は見立てていた。)

 

甘えたかった〈言いたかった〉相手に「言えた」から「癒えた」のだ。一番言いにくい相手に言えた時、心は快方に向かうことが良く起こる。と言われる精神科医の話も聴いたことがある。見立て通りだと思って嬉しかった。あと、成人男子が、心を痛めたり、引きこもった時、父親の役目はとても大事(父との関係が原因であるという人もいる)

 

今回の娘の場合「言わなきゃいけない相手に言えたことで、昔、言えなかったことで、傷付いたことを、少し癒すことが出来て少し前進!(本当は、昔の相手にも言えると良いんだけど…そこはね」

 

子育て中の親御さんには、お子さんと「言える関係〈言わなくて良いけど〉」を作っておくことを意識して欲しい。言える関係…言わせる関係じゃなく「言える関係」は、アナタが言える人になる」のも大事♪だってお手本が無いと子どもはわからないから…

 

だけど…なかなか「言う」って勇気がいる。ましてアナタ自身が言えなくて、苦しんだ経験があれば尚のこと…大人の嗜み…みたいな理由と一緒に、言わない選択を重ねたことで、心が不感症になってることも多い。

 

だから、その為に、セラピストやカウンセラー占い師などに「話を聴いてもらうこと」で、トレーニングするのも良いね。もちろん…お友達とのお喋りだって良い。ちょっとずつ癒しになると思う。

 

でも、心を痛めてまで(ウツとかね)言えなかった人は、(相手)に言えることが、癒えることなんだよ♪ってことは知っておいてね。

言いたいけど、口に出して言えなかったら、手紙とか〈出さなくても良いから〉相手に書いてみると良いね。

 

アナタが少しでも楽に生きられますように♪

今日の心にいいこと♡「言えるは癒える」言える練習始めてこ♪

 

*ブログタイトルも「教室」から「スクール」に変えました。「教室」だと娘の心は痛むそうです。色んな思考に気付いてケアする「対話」大事ですね。

そして今日も最後までお読み頂きありがとうございました。