専門家の知恵をもっと身近に…永遠の2歳児でいることがポイントなのかもしれません。

なんでなんでなんでな~~~ん???

と、

常に心の中で叫んでる私が居ます。

 

きっとこの 永遠の2歳児のような感覚 が、人の潜在的なチカラを目覚めさせる1つのポイントなんじゃないかな~と思っています。

 

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こんにちは!

NPO法人日本セラピーブリッジ理事長 藤川佐智子

〈通称サチ〉です^^

 

 

人が何かに目覚める時

そこにはきっと何らかの「ショックな出来事」があるんじゃないかな~と思うのです。

 

そのショックな出来事は 特に 怖いことだったり痛いことじゃなくても

 

「モノの見方が変わったり」

「え????」って思ったことだったり 内容は人さまざま。

 

特に高度な資格を持つでもないイチ主婦の私が、NPO法人の理事長になり、多くの専門家さんと一緒に活動するようになったのは、きっとあの日の「ショック」が導いてくれたことなのだと、NPO法人日本セラピーブリッジが産声を上げて一年経った今、振り返って思います。

 

今に繋がる「ショック」とは・・・私の思い出話に、しばしお付き合いください。

 

私には一つ下に弟が居ます。その弟が 今から25年以上前 大きな事故をしました。

命に係わる大事故です。

 

その時 執刀したドクターのお陰で弟は一命を取り留めました。

 

手術後の経過を伝えるドクターからの電話を受けたのは留守を預かっていた私でした。

「ありがとうございました!先生のお陰で弟は救われました!!!」私は姉らしくお礼を言いました。

 

するとドクターは

「僕のチカラじゃないですよ。あと15分 手術が遅れていたら 弟さんは助からなかった。僕のところまで体力を持たせてくれた、今までのお母さんの料理のお陰です」と言われました。

 

ドクターのこの言葉に私はめちゃくちゃショックを受けました。

 

「ドクターのチカラじゃなく、お母さんの食事が弟の命を救っただなんて!!!」

血液が逆流するぐらいの衝撃だったことを覚えています。

 

その事故から数年後 私は母になりました。ドクターの言葉が蘇ったのは妊娠が分かった瞬間でした。私はめっちゃ学びました。「プロのママになろう!」と決めたからです。

母ほどの料理の腕前がなかった私は「何かが起こる前に、何かで自分にチカラを付けておきたかったんですね」

 

子どもの首が座った3カ月ごろから、全国に学びに飛びました。

「プロのママになるためには『栄養学』『医学』『心理学』色んな専門知識が要る」と思ったからです

 

その時に学んだ知識を、今度は同じ意識を持つママたちにシェアする勉強会をスタートさせました。「ママ塾」と名付けました。

「ママ塾」の活動は12年続きました。めっちゃ楽しかったです!

 

そして

今のNPO法人の理事長としての私の活動の1つ、「学びの場」「知識の提供」は、何を置いても楽しかった時間のちょっと大きいバージョンです。

 

「専門家の知恵をもっと身近に」

NPO法人日本セラピーブリッジのホームページのコンセプトです。

 

therapy-bridge.jimdo.com

 

ママ塾の時は私がシェアするカタチでしたが、NPOの活動では「直接!」知恵をお届けすることが出来ます。やってて本当に楽しいな~と思う活動です。

 

世の中には「まさか!」と思う出来事がたくさんあります。起こります。

私はたまたま25年前と言う早い段階に「弟が瀕死の事故に遭う」と言う「まさか」を経験し、

「お医者様が食事の大切さを言うなんて!」と言う「まさか」を同時に体験し、

 

それがあったから「まさか!」の前に「準備しておくことが大事」と言う意識が生まれ学びに走り、その学びのお陰で、そのあと待ち受ける全ての「まさかな出来事」に対処できるハートを備えることが出来ました。

 

「学んできたのになんで???」と叫びたくなる出来事の連続に、正直落ち込んで自信も失いかけたけど、それを救ってくれたのも「学び」でした。

 

さまざまな「まさか」に遭遇するお話は また次回^^

今日もお読みいただきありがとうございました。